- めぞんとは?プロフィールと結成の歴史
- コンビの芸風 ― “ズレと温度差”が生む独特の空気感
- M-1グランプリ2025 決勝進出までの軌跡とその重み
- 活動の幅 ― 劇場・YouTube・ライブで鍛えた基盤
- 今後の展望 ― 決勝進出をバネにひろがるチャンス
1. めぞんとは?プロフィールと結成の歴史

めぞんは、東京 吉本興業 所属のお笑いコンビ。メンバーは以下のふたりです。 ウィキペディア+1
- 吉野おいなり君(本名:吉野裕介) — ボケ担当。1994年2月3日生まれ、福岡県北九州市出身。趣味はダーツ・HIP-HOP・漫画、特技は即興ラップ。きなくらブログ+1
- 原一刻 — ツッコミ担当。1995年2月6日生まれ、三重県出身。M-1グランプリ+1
コンビの結成年は 2016年6月9日。東京NSC22期の同期として出会い、その後コンビを組んで活動を始めました。ウィキペディア+1
以降、主に東京を拠点に活動。神保町よしもと漫才劇場を中心にライブやネタ披露を繰り返し、徐々にファンと実力を積み上げてきました。QJWeb クイック・ジャパン ウェブ+1
2025年、その努力が結実。M-1グランプリで決勝進出の栄誉を手にし、一気に全国的な注目を浴びるコンビとなりました。ナタリー+1
若手ながら着実に実績を重ね、「勢い」ではなく「下積みと技術」で勝負するタイプの芸人――それがめぞんです。
2. コンビの芸風 ― “ズレと温度差”が生む独特の空気感
めぞんの漫才スタイルの大きな特徴は、ふたりのキャラクターの対比と「ズレ」を利用したやりとり。そのバランスが、見る者に“安心”と“違和感”を同時に与える、独自の空気感を生み出します。QJWeb クイック・ジャパン ウェブ+1
- 吉野おいなり君(ボケ)は、オタク気質でマイペース。不思議な間や語り口、少しズレた発想で笑いを取る“クセ”のあるキャラクター。きなくらブログ+1
- 原一刻(ツッコミ)は、冷静かつ落ち着いたリアクションとツッコミで、それに反応する。ボケの不安定さを受け止めることで、「ズレ」と「テンポ」のズレ込みが笑いになる。QJWeb クイック・ジャパン ウェブ+1
この“ズレ × リアクションの温度差”が、王道漫才とは違うスリルと安心感を同時に与えてくれる。
見るたびに「次どうなるんだろう」と期待しつつ、「最後は落ち着く」という不思議な満足感。これがめぞんの魅力だと思います。
さらに、ネタだけでなくライブの雰囲気、観客との距離感、リアルな“若手芸人の日常感”──これらも含めて「めぞんらしさ」が構築されていて、若手らしい軽さと、芸人としての真剣さが同居しているコンビです。note(ノート)+1
このバランス感は、テレビにもライブにも受けやすく、今後伸びやすい芸風だと感じます。
3. M-1グランプリ2025 決勝進出までの軌跡とその重み
2025年のM-1グランプリには過去最多の 11,521組 が応募したと発表されました。ナタリー+1
その熾烈な競争を勝ち抜き、めぞんは準々決勝、準決勝を通過。そして見事 決勝進出9組 のひとつに選ばれました。M-1グランプリ+2ナタリー+2
これまで彼らは何度も挑戦してきましたが、過去最高でも3回戦止まり――それが今回、9年目で頂点に一歩届く決勝進出。多くの芸人や関係者が「よくここまで積み上げた」と評価しており、まさに“執念と成長の結果”だと言えます。スポニチ Sponichi Annex+1
この決勝進出は、単なるひとつの通過点ではなく、めぞんの“全国区”への踏み台。彼らのネタやスタイルを知らなかった人にも届くチャンス――。今後の飛躍の可能性を考えると、本当に重要なターニングポイントです。
4. 活動の幅 ― 劇場・YouTube・ライブで鍛えた基盤
めぞんの強みは、単に漫才ライブだけではない。YouTubeや動画配信、ライブでの経験が豊富で、それが彼らの底力を支えています。
たとえば、ふたりは同居芸人たちとのルームシェア動画チャンネル 板橋ハウス にも参加しており、漫才だけでなくバラエティ寄りの動画発信にも取り組んでいます。きなくらブログ+1
また、定期的に神保町よしもと漫才劇場でライブを行い、観客の生の反応をもらいながらネタを磨いてきました。こうした“舞台と配信の両輪”があることで、ただの漫才師ではなく「コンテンツクリエイター」としての幅を持っているコンビです。youtube.com+1
このハイブリッド型の活動スタイルは、今の時代の芸人像としてとても理にかなっていて、SNS世代や配信世代のファンにも刺さりやすいと思います。
5. 今後の展望 ― 決勝進出をバネにひろがるチャンス
めぞんが今後進むべき道は、かなり広いと思います。いくつか予想される展開を書いてみるね:
- テレビ出演・バラエティ参加
ズレとリズムのある漫才はテレビ映えしやすく、若手らしい軽さもあるので、バラエティ番組への出演チャンスは高いと思います。 - ライブ単独公演/全国ツアー
決勝進出で注目度が上がっている今、全国規模の単独ライブやツアーで動員が見込めるはず。 - 動画配信・YouTube拡大
すでに動画チャンネルでの発信基盤があるので、漫才ネタだけでなく“ゆるい日常”や“ルームシェア企画”などでファン層の拡大が期待できます。 - ファンとの距離感を活かした活動
若さ、自由さ、リアルさ――それを大切にするめぞんならではのファン作りができる。
熱狂的ファンからライトなお笑い好きまで幅広く取り込める可能性があると思います。 - 安定した芸人キャリアの確立
決勝進出は“結果”だけれど、これをきっかけに「安定して仕事をもらえる若手芸人」としての地位を築くきっかけになるはず。


