ドンデコルテ――M-1決勝進出を果たした“理論派×リアル系”漫才コンビを徹底解説

ドンデコルテ画像2 お笑い芸人
ドンデコルテ
  1. ドンデコルテって誰?プロフィールと結成の背景
  2. 漫才スタイルとネタの魅力 ― 理論ボケ × ゆるツッコミの化学反応
  3. M-1グランプリでの歩みと2025年決勝進出の意味
  4. なぜ今“ドンデコルテ”に注目が集まるのか ― 芸歴と“おじさん目線”が武器に
  5. 今後の展望 ― テレビ・ライブ・YouTube での可能性

1. ドンデコルテって誰?プロフィールと結成の背景

ドンデコルテ画像1
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=7310

ドンデコルテは、吉本興業に所属する漫才コンビ。メンバーは 渡辺銀次 さんと 小橋共作 さんのふたり。コンビは2019年11月に結成されました。ウィキペディア+2ナタリー+2

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https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=7312
  • 渡辺さんはNSC東京14期、出身地は山口県 周南市。
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https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=7311
  • 小橋さんはNSC東京19期、沖縄県 宜野湾市出身。youtube.com+1

結成以前、それぞれが別の相方と組んでいた経験があります。2018年には “お試しコンビ” として「news38」を結成。翌年に改名し、ドンデコルテとして新たに始動しました。ナタリー+1

ふたりがコンビを組んだ理由は、ただ漫才が好きだったから、そして “自分たちのスタイルを試したかったから”――そんなシンプルな動機だったようです。最初は手探りだったけど、ライブ活動を重ねる中で着実にネタの磨きをかけ、2025年についに大舞台へとたどり着いたのです。


2. 漫才スタイルとネタの魅力 ― 理論ボケ × ゆるツッコミの化学反応

ドンデコルテのネタの大きな特徴は、リアルな会話感覚理屈っぽさを両立させるスタイル。特に渡辺さんの “理論的なボケ” と、小橋さんの “ゆるくてズレてるツッコミ” のコンビネーションが唯一無二。

そのバランスが絶妙で、聞いている側は「なるほど、それ言われたらツッコむしかない」と思ってしまうような構造になっているんだ。

また最近では、神保町よしもと漫才劇場のランキングバトルで1位を獲得し、最上位クラス「花」に昇格したこともある。コンビ結成2年目での “花入り” は周囲の注目を一気に引きつけた。magazine.fany.lol+1

ボケとツッコミの“ズレ”で笑いを起こすタイプの漫才は、テレビ受けしやすいし、ライブでの空気も掴みやすい。それがドンデコルテの “強み” のひとつなんだと思う。


3. M-1グランプリでの歩みと2025年決勝進出の意味

ドンデコルテにとって、2025年の大会は大きなターニングポイント。

公式サイトによると、2025年のM-1ではシード権獲得からスタートし、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝と勝ち上がり、見事 決勝進出 を果たしている。M-1グランプリ+1

この結果は、彼らが漫才でこれまで積み上げてきたキャリアと技術が、ようやく世間に報われた証でもある。結成から約6年、並々ならぬ下積みと努力を続けてきたからこそ辿り着けた舞台だと思う。

準決勝を報じた記事では、彼らの漫才の特徴――リアルな会話のようなテンポ、理屈っぽいボケとツッコミのズレ、そして舞台慣れの強さ――が「今のM-1で求められている笑い」にマッチしたと分析されていた。QJWeb クイック・ジャパン ウェブ+1

決勝進出は、「ドンデコルテ」という名前を全国に知らしめる大チャンス。ここで注目を集めれば、彼らの漫才や活動はさらに広がる可能性が高い。


4. なぜ今“ドンデコルテ”に注目が集まるのか ― 芸歴と“おじさん目線”が武器に

多くの若手芸人が “若さ”“勢い”“キャラ” を武器にする中で、ドンデコルテがあえて “大人の空気感”“理屈っぽさ”“落ち着き” を武器にしているのは興味深い。

実際、彼らは若手コンビとしては決してフレッシュとも言えず、どちらかと言えば “芸歴をある程度重ねた中年寄り” の部類。だからこそ、「若手がやらないような笑い」ができるんだと本人たちも話している。QJWeb クイック・ジャパン ウェブ+1

さらに、YouTubeチャンネルやラジオ配信、劇場ライブへの出演など、多角的に活動することで “ファンとの距離” を大切にしているのも特徴。飾らない日常の姿が見えるから、親しみやすさもある。youtube.com+1

“若さ”や“勢い”だけが評価される昨今の芸人界で、あえて “大人の笑い” を突きつける。
それがドンデコルテの逆張り戦略であり、それが今、注目される理由だと思う。


5. 今後の展望 ― テレビ・ライブ・YouTube での可能性

決勝進出によってテレビのオファーは一気に増えるはず。M-1という “権威” を手にしたことで、バラエティ、情報番組、ライブ、さらには広告・CMのチャンスも見えてくる。

また、YouTube チャンネルやラジオ配信で培ってきたファンとの “素のやりとり” は、今後のメディア展開で大きな武器になる。舞台だけじゃなく、ネットでの露出も増えれば、固定ファンの獲得につながるはず。youtube.com+1

漫才師としての実力に加え、マルチに動ける柔軟性があるからこそ、ドンデコルテは “次世代の注目株” のひとつだと思う。

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