ママタルトとは?プロフィールとコンビの概要
結成年とコンビ名の由来、芸歴の歩み
ネタスタイル:体格・キャラ・ツッコミ構成の魅力
コンテスト戦績・メディア出演履歴
今後の展望とママタルトが持つ可能性
1. ママタルトとは?プロフィールとコンビの概要

ママタルトは、ツッコミ担当の 檜原洋平(ひわら ようへい)さん と、ボケ担当の 大鶴肥満(おおつる ひまん)さん による日本のお笑いコンビです。所属事務所は サンミュージックプロダクション および 漫才協会。ウィキペディア+2Sun Music Group+2
- 檜原 洋平 — 1991年7月27日生まれ、大阪府出身。身長174cm/体重82kg。趣味はカレー作り、特技にパズルゲーム「ぷよぷよ」。Sun Music Group+1
- 大鶴 肥満 — 1991年7月20日生まれ、東京都出身。身長182cm/体重188kg。趣味は漫画、特技として「ぷよぷよ」やゲーム実況、食べ放題などがある。Sun Music Group+1
彼らは「180キロと80キロの凸凹コンビ」と自称するように、体格差と個性のギャップをネタの大きな武器にしており、その“見た目のインパクト”と“ツッコミの巧みさ”のギャップで笑いを生み出すスタイルが特徴です。漫才協会+2ananweb+2
緻密なツッコミ、そして大鶴さんの強烈なボケ――この凸凹のバランスが、ママタルトの“らしさ”を形作っています。
2. 結成年とコンビ名の由来、芸歴の歩み
ママタルトは 2016年4月に結成されました。エンコレ+1
コンビ名「ママタルト」の由来については、インターネットで「オシャレ 喫茶店」と検索した結果ヒットした店名から取ったという、意外かつ令和らしいエピソードがあります。エンコレ
結成後、彼らは地下ライブや寄席などで経験を積みながら、ネタを磨いてきました。ボケとツッコミ、それぞれの個性と動き、そして言葉のセンスを武器に、“身体とツッコミのギャップ”というママタルトならではの笑いを作り上げてきたのです。
このような下積みと準備期間を経たうえで、徐々にメディア出演やコントライブ、本格的なお笑いイベントへの参加が増え、現在のような注目コンビへと成長しています。
3. ネタスタイル:体格・キャラ・ツッコミ構成の魅力
ママタルトのネタの最大の魅力は、体格のギャップとテンポのいいツッコミ、そして身体を使ったボケ にあります。
大鶴さんは巨漢で「圧」がある見た目を持ちつつ、その体を使って大胆に動く。そこに檜原さんの鋭く、かつ安心感のあるツッコミが入ることで、「見た目とのギャップによる笑い」と「言葉による笑い」の二層構造が生まれます。そんな気の子。+2ananweb+2
また、彼らのネタは食に関するものが多い――ラーメン屋、焼肉屋、大食いトーナメントなど。これは「身体が大きくて食べる」というキャラクターが自然にネタと結びつくためで、その“設定の分かりやすさ”も視聴者に刺さる要素です。ホットペッパー+1
さらに、漫才のテンポも良く、長めのボケや展開でも飽きさせずに見せられる構成力があります。この「動き × 言葉のセンス × キャラクター」は、ママタルトならではの魅力です。
4. コンテスト戦績・メディア出演履歴
ママタルトは、若手ながら確かな実績を持つコンビです。
- M-1グランプリでは、2022年・2023年と準決勝に進出。2024年には遂に 決勝進出(ファイナリスト) を果たしました。M-1グランプリ+2ウィキペディア+2
- 他にも、コント系コンテストやライブイベントへの出演、インターネットラジオや配信ライブなど、多方面で活動を展開。タレントデータバンク+2Timee Lab+2
- 最近では、ツッコミ担当の檜原さんが連載を持つなど、漫才以外の“語る力”も評価されており、単なる“体格ネタ”の枠に収まらない芸人像を確立しつつあります。ウォーカープラス(Walkerplus)+1
これらの実績と多様な活動が、彼らの「芸人としての幅」と「観客層の広さ」を支えていると言えます。
5. 今後の展望とママタルトが持つ可能性
ママタルトが今後期待されるポイントは以下のようなところです。
- 多様なメディアへの展開:テレビ、ラジオ、配信、ライブ。単なる「ネタ見せ」だけでなく、“話す芸”や“トーク力”も強みとなる勢い。
- キャラクターとしての確立:「体格ギャップ × 動き × 言葉のセンス」は、映像でも舞台でも武器になる。ファン層の拡大が見込める。
- 長期的な活動の安定:ただの体格ネタではなく、構成力と語りの力があるので、ネタ切れしにくい。舞台だけでなくバラエティ出演も視野に。
- 新世代のお笑いの牽引:“第7世代”の若手として、今後の日本のお笑い界で中心になる可能性。
そして、もしM-1決勝進出のような“大きな爪痕”を残せば、
「体格もの+構成力」の新しいジャンルを確立できる。
それができる器と可能性を、ママタルトはすでに持っていると思う。
ママタルトは、見た目のインパクトだけで笑わせる“ギミック芸人”ではない。
身体と笑い、センスと構成、キャラクターと実力――そのすべてを高い次元でブレンドする“今どきの漫才師”。
これからの活躍が本当に楽しみだ。


